身体心理言語士
体と言葉のコーチング
パーソナル・アドバイザー
体を通して心を変革。ソマティックス、演劇、脳科学、栄養学などの知識と経験をベースに、生徒さんの心身の悩みを軽減し、新しい人生の道を開くお手伝いをする身体心理言語士、パーソナルアドバイザー。メリーランド州タウソン大学演劇舞踊学部教授、ハワイ大学演劇舞踊学科修士、関西学院大学文学部修士、神戸市立長田高校卒。
職歴
1995-2000年
企業翻訳、文化事業通訳(IBM, ハワイ大学東西センター他)
クリエイティブ・ムーブメント、ダンスクラスをハワイ州教育庁派遣で指導
ホノルルシアター・フォー・ユースで演出、演技指導
ビショップ博物館ツアーガイド
劇団うずらで、太田省吾氏作・演出『水の駅3』の演出助手を務める
2000-2002年
アリナステージ(ワシントンDC)芸術監督付きフェロー
津波シアター準芸術監督
ジョージ・メイソン大学舞台芸術科で、演技、体の動き、ワールドダンスのクラスを担当
National Conservatory of Dramatic Arts で演技、体の動き、戯曲分析などのクラスを担当
2003-2018年
タウソン大学舞台芸術科教授(現在名誉教授)
同大学大学院プログラムディレクター
ダンスシアターカンパニー、Naoko Maeshiba/Kibismを立ち上げ、作品を創作・演出・振り付け・プロデュース。アメリカ国内のみならず、ヨーロッパ、日本をツアー。東欧でアーティストレジデンス。
2017年
カリフォルニア大学デイビス校で、「共鳴する身体」のシンポジウムにキーノートスピーカーとして参加。『Anatomy of Conflict』を発表。後にSimon Fraser 大学のPerformance Mattersから出版。
2018-2021年
フェルデンクライス・ファウンデーションにプラクティショナーとして施術及びクラスを担当する。
マイケル・チェコフ・アクティング・スタジオで体の動き、演技のクラスを担当
2011年-現在
リブ・トゥルー・ネイチャー・スタジオを設立、日本、米国、ヨーロッパで、ソマティックプラクティショナー・プレゼンコーチとして活動。
フェルデンクライス・ファウンデーションでクラスを担当する。
帰国子女にスピーチ・ライティングを指導。
資格
Feldenkrais Method ソマティック教育プラクティショナー(国際資格)
栄養士(American Association of Nutritional Consultant)
GAPS食事療法士 (Gut And Psychology Syndrome)
日本語教師資格(YMCA)
学歴
M.F.A. (Master of Fine Arts) in Drama & Theatre 演劇学修士(ハワイ大学マノア校)
日本文学修士(関西学院大学)
ハワイ大学東亞言語文学学科博士号コースワーク終了
パーソナル・ヒストリー
幼少期から、人や場所が醸し出す雰囲気やニュアンスを敏感に感知することを覚える。自然に勤しみ、目に見えないものの存在を感じていた。本の虫で、とりわけ世界文学全集やギリシャ神話に魅了され、本を通して異国の世界を体験していた。小学校6年生の卒業アルバムで、自分の夢は「外国へ行くこと」と語っている。小、中、高と競泳を通して、自分の体を管理し、メンタルを強化する術を身につける。高校の時には、夥(おびただ)しい量のランニングもこなし、持久力や継続力を養った。
典型的な受験を経て大学に入るも、自分が描いていたアカデミアとはかけ離れた学生生活の現実を体験し、失望する。空虚さを抱えながら、「実存」や「生きる意味」を真剣に考え始める。大学の専攻が近現代文学であったため、日本文学のみならず、ビクトル·エミール·フランクルやドストエフスキー、聖書、CSルイスや椎名林蔵、そのほかの哲学書を読み漁り、タルコフスキーやタビアー二兄弟の作品も含めた外国映画を好んでいた。
在学中、米国南メソジスト大学に留学。27歳で渡米。アメリカの明るい気風に触れて、元気を取り戻し、ここで生きていこうと決意する。
2003年 大学の舞台芸術学部教授に就任。学部で唯一の日本人女性として、アメリカ社会でキャリアを積む。
2009年 連日12-14時間労働が続き、両肩に不具合を感じ始める。腕を動かすことがままならない状態で、痛みの中4年間を過ごす。人生の大きな転機を迎える。
2018年 大学職を早期退職して、自然治癒の勉強をするためにニューヨークに移動する。ゼロからの再出発。貧乏ながらも心身ともに充実した生活を送る。ソマティック教育者として独立に向けて修行を積む。
2020年〜2021年 パンデミックで、職も住むところも失い、再びゼロになる。地球に生きる自分という存在を再認識し、車一台分の荷物と共に、ペンシルバニアの田舎に移住。自給自足を教えてくれるメンターを見つけ、アーミッシュのコミュニティ近くに住みながら、自然と共に生きる生活を始める。
2022年 移住先に落ち着いてきたかと思った矢先に、老齢の両親が倒れ、意せずして日本に帰国。過酷な介護で体調を崩す。根を生やしてこなかった自分の国で、人脈もコミュニティにも所属しない異邦人の自分を認識する。存在の意味を探り低迷する中、20代から抱き続けてきた自分の一貫した願い、「人間の持つ可能性を開花させたい」に立ち返ることを決意する。
現在、リブ・トゥルー・ネイチャー・スタジオディレクター。「自分が開けば、必ず道は開ける」をモットーに、日々生徒さんと共に、人生開花・自己治癒を目指して歩み続ける。
発信
(日本語)
ブログ「リブ・トゥルー・ネイチャー究極の自分を生きる術」 (4/2024~)
(英語)
「Anatomy of Conflict 異文化葛藤の構造:日本人としてアメリカで演劇を教える」
((Re)sounding Bodies East and West: Embodied Engagements with Japanese Traditions『再共鳴する身体』編集:リネット・ハンター他。Performance Matters, Institute for Performance Studies, Simon Fraser University出版 2024年3月)
Choreography and Health – Live Your True Nature: performance, somatics, and more 振付と健康〜自分の自然を生きる」ZESZYTY NAUKOWE (scientific journal #9 2023年 12月)
「Japanese verses Western Influence: A thought on evocative darkness 日本と西洋の影響:闇についての一考」(Journal of Physical Education, Recreation, and Dance:Dance Specialist Around the World ダンスジャーナル・ジョパード 2008年#4)
What We see Why We see in Substack (サブスタック、オーディオ+記事 12/2023~)
「Transfer and proficiency in interlanguage apologizing インター言語での謝罪の仕方に置ける転写と上達」共著 『Speech Act across Cultures 文化を超えたスピーチアクト』編集:スーザン・ガス・ジョイス、1996年出版)
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自分とつながる。
人とつながる。
世界とつながる。